ミノルタα-9のグリップ補修
- jj1ivu
- 2021年11月28日
- 読了時間: 2分
ミノルタα-9のグリップが加水分解して割れてしまったので今回思い切ってグリップ部分を一旦全て剥がし、新たに成型しました。素人なのであまり良い出来ではありませんが少しでも活用されるミノルタカメラが増えることに貢献できればと思い備忘録として置いておきます。
用意したものは
・水中ボンド
・マスキングテープ
・ラッカースプレー(タミヤのTS-6)
・適度な大きさのダンボール
です。
まず、加水分解してべとべとになってしまったグリップ部分をすべて剥がします。
そしてグリップセンサー、基盤、配線などにマスキングテープを貼ります。
境界面にも忘れずに貼っていきます。

出来たら水中ボンドをこねてグリップ部分に貼り付けていきます。
ここで自分の手に馴染むように盛り付けていくと納得できる仕上がりになると思います。
この時電池蓋を開けて中に飛び出しているパテを忘れずに除去します。(私は硬化後に気づいて除去するのに手間取りました...)
表面を均して納得する出来になったら1日乾燥させます。

乾燥したら境界面に貼ったマスキングテープを剝がします。
グリップセンサーのマスキングテープは貼ったままにします。
塗装なんて面倒だししたくないという方はこの段階で黒いマスキングテープをグリップに貼り付ければ一応完成します。
↓私は撮影に持ち出すためにこの状態で持ち出しました。

続いて塗装に移ります。
グリップ部だけに塗装されるようきれいにマスキングテープで囲います。
本体はビニール袋の中に入れて塗装がかからないようにします。
準備が完了したら屋外に出て段ボールの中にカメラを入れてムラがないように塗装します。
30分程度間隔を空けながら3回噴霧しました。


十分に乾燥したらビニールとマスキングテープを剥がします。
端の色が乗っていない部分とグリップセンサーの内側は油性ペンで塗ってごまかします。


これで完成です。
グリップセンサーの穴が気になる方はここもパテで埋めても良いかもしれません。


この記事を見て作業された時に生じた故障や破損等には一切責任は負いかねます。
自己責任での作業をお願いします。
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